油から海を守ろう
ですが、世界中で毎年約600万トンもの油が海に流れ込んでしまっています。
タンカー事故による油漏れ、採掘プラットホームからの流出、さらには川沿いや海岸沿いにある工場から流れ出る廃油などもかなりの量になります。
水面が油膜に覆われると、水中の酸素が不足して魚は死んでしまいます。
海鳥はべとついた油で羽を動かすことができなくなってしまいます。
海岸にうち寄せた油は砂浜も汚染してしまい、海岸近くで育つカキやエビにも影響を与えます。
いったん流出した油は、色々な野生生物の住処を破壊してしまうだけでなく、人間にとっても非常に深刻な問題となるのです。
できるだけ早く油回収し、処理することが、被害を最小限にとどめるカギとなります。
そこでこのような油に、迅速・安全に対応するために開発されたのが、高性能油ゲル化剤「アルファゲル」です。
油の表面にアルファゲルを塗布すると、ただちに油をゲル化します。
粉末タイプなのであらゆる状態の油に手軽に吸着し、取扱いを容易にします。有害物質を含まないので、生物体系にも影響を与えません。
また、流出した油を処理しやすいように一ヶ所に集めたり、移動させたりするためには「オイルフェンス」が活躍します。
→ 詳しくは製品紹介(
アルファゲル、
オイルフェンス)へ