本文へスキップします。

H1

リサイクルのはなし

コンテンツ
「基本法と個別リサイクル法」

 前回は廃プラスチックのリサイクルについてお話しました。
 リサイクルの方法はいくつもの手法が長年の技術開発によって実用化されています。今やリサイクル技術は著しい進歩を遂げ広く普及しています。しかし、リサイクルは”リサイクルすること”そのものが目的ではありません。2000年に制定された循環型社会形成推進基本法が明確に示しているように、”資源の循環的な利用により、石油など限りある天然資源の消費を抑制し、また環境へ負荷をできる限り低減すること”が、リサイクルの目的です。

 ではこういった循環型社会形成やリサイクルに関連したきまり(法制度)にはどんなものがあるでしょうか。
 政府は、2000年を循環型社会元年と位置づけ、循環型社会形成推進基本法を中心とするリサイクル関連6法を制定しました。(下図参照)
 この法律では、循環型社会形成の基本原則を定め、また、国、市町村、事業者、国民の役割分担を 明らかにし、国のとる施策を明示しています。
 同法を基本的な枠組みとして、資源有効利用促進法など個別のリサイクル法が、制定、また改正・強化されました。
 これらの法律では、発生した廃棄物のリサイクルに加えて、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)の いわゆる3Rを効果的に進めるため、対象の分野での具体的な仕組みを定めています。

基本法と個別リサイクル法
参照:(社)プラスチック処理促進協会 資料

カナエでも再生プラスチックを使った製品を取り扱っております。

 → リバーザーステップ(傾斜地用巡視階段)
 → ハイプラ杭(再生プラスチック杭)
 → カンタンブリッジ踏み板(簡易巡視橋)

「プラスチックリサイクル」

『容器包装リサイクル法』、『家電リサイクル法』など、最近は『リサイクル』という言葉をよく耳にしますね。回収された廃棄物は、一体どの様にリサイクルされているのでしょうか?

 今回は、私たちの生活に無くてはならない、プラスチックのリサイクル方法を簡単に紹介したいと思います。

プラスチックを原料とするイメージ画像

 プラスチックとは石油を原料とする高分子化合物のことで、ポリエチレン(包装材)、ポリプロピレン(自動車部品)、ポリスチレン(容器トレー)、ポリエチレンテレフタレート(PETボトル)、ポリ塩化ビニル(パイプ)など色々な種類があり、私たちの身の回りのあらゆる場所で使用されています。(パソコンもプラスチック製品です→)

プラスチックをリサイクルするには、以下の様な方法があります。

1.マテリアルリサイクル
 最もなじみ深いのがこの方法です。プラスチックを溶かしたりして原材料に戻し、再びプラスチック製品(文房具、日用品、土木建設資材など)にリサイクル加工します。

ハイプラ杭

『ハイプラ杭』 (再生プラスチック杭)
→ 詳しくは製品紹介(ハイプラ杭)

2.ケミカルリサイクル
 使用済みのプラスチックを化学反応によって、化学品や化学原料としてリサイクルする方法です。生成と逆の方法でプラスチックを油化したり、プラスチックを化学反応によってガス化することで化学工業原料などに使用できます。また、高炉やコークス炉の原料としてもリサイクルされます。

3.サーマルリサイクル
 プラスチックを焼却することにより発生するエネルギーを回収し、電気や熱としてリサイクルする方法です。プラスチックは燃やすと高エネルギーが得られるので、他のゴミと一緒に焼却すると焼却に必要な重油の節約につながります。また、このエネルギーを発電エネルギーとして利用することもできます。

ゴミ箱のイメージ図

日本では1年間にどれ位のゴミが捨てられているかわかりますか?

 全国の廃棄物年間総排出量は約4億5,960万トン(一般廃棄物5,160万トン、産業廃棄物4億800万トン)で、なんと東京ドーム1200杯分以上にも及びます。リサイクルに対する理解・意識を持ち、無駄なゴミをださないように心がけて生活するのは、今や当然の配慮ですよね。