本文へスキップします。

H1

強化プラスチック複合管(PFP)

汎用DB:詳細

強化プラスチック複合管(PFP)

曲り管の種類が豊富で、障害物の回避が容易です

概要

強化プラスチック複合管(PFP)は電力ケーブルを保護する防護管です。ケイ砂と樹脂のレジンコンクリート層の内・外面を、管の軸方向と円周方向にガラス繊維によるFRP層で補強し、 曲げ強度、及び圧縮強度を高めています。さらに管の内・外面にポリエステル不繊布と樹脂による保護層を形成し、耐食性にも優れた構造になっています。

特徴

優れた耐食・耐候性
耐食性、耐候性に優れ、金属管のように腐食の心配が無く、経年変化もほとんどありませんので 半永久的に使用できます。
軽量で大幅な省力化
軽量でしかも切管施工が容易ですので、大幅な省力化が実現できます。
地盤変動も大丈夫
接合部は可撓性に優れており、地盤変動にも順応できます。
水の侵入をシャットアウト
水密性に優れています。
熱に強い
接合部は可撓性に優れており、地盤変動にも順応できます。
ケーブルの引き込みが容易
摩擦抵抗が少なく、耐摩耗性にも優れていますので、ケーブル被覆を傷つけずにケーブルを引き込むことも容易です。
高い絶縁性
非磁性体、電気絶縁材料で作られていますから、高電圧にも耐えることができます。
障害物を回避
曲管を使った施工により、障害物の回避が容易にできます。

仕様

寸法[mm] 管体部 ソケット部 参考重量
呼び径 内径
D
管厚
T
管長
L
接合部外径
D1
接合部内径
D2
接合部厚
T1
内面長さ
S1
管本体
[kg/m]
ソケット部
[kg]
100 100 10 1000
2000
120 130 10 80 6.9 1.2
125 125 10 145 155 10 80 8.5 1.4
130 130 10 150 160 10 80 8.8 1.5
150 150 12 174 184 12 80 12.2 2.1
175 175 13 201 211 13 100 15.4 3.2
200 200 15 230 240 15 100 20.3 4.3
250 250 18 286 296 18 100 30.3 6.3
300 300 21 342 356 21 120 42.4 10.9
PFP直管 PFP曲管
※曲率半径1.3m~3mについては、管長は1mのみ
曲管の曲率半径[m]
呼び径 1.3 2 2.5 3 5 6 8 10 15 20 25 30 35 50 60
100
125
130
150
175
200
250
300

用途

送電、配電部門の地中線工事で強化プラスチック複合管(PFP)を利用した管路工事で使用していただいています。
また、シールド管路、推進管路における鞘管内、配管材としても使用していただいています。

構成

PFP構成
  • ポリエステル不織布と樹脂による耐食層
  • FW法(Filament Widing法)による
  • 円周方向の補強層
  • 所定長に切断し、スダレ状に配向した
  • ガラスロービングと樹脂による
  • 管軸方向の補強層
  • 硅砂と炭カルと樹脂による
  • レジンコンクリート層

継手類・マンホール短管

管路の施工に於いて必要となる継手類についても、管と同様、水密性、作業性に優れた製品を取り揃えております。
呼び 中間継手 同種管継手
(対PFP用)
異種管継手
(対SGP用)
異種管継手
(対FRP用)
異種管継手
(対TPFP用)
マンホール短管
(ベルマウス)
マンホール短管
(非磁性防水タイプ)
100
125
130
150
175
200
250
300

関連製品