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PKP配管工事(懸垂式配管工事)

汎用DB:詳細

PKP配管工事(懸垂式配管工事)

長距離 多重曲線 勾配 安定性

概要

カナエの懸垂式配管工法は、地中線管路工事において多条配管を容易に行うことが可能な工法です。電力管路・上水道・下水道・通信工事・熱供給管路などの各種管路工事に使用されており、これらの組み合わせた配管も可能な工法です。時代が求める『長距離化』『複雑な曲線線形』においても高い信頼性と、総合的な技術力に支えられた多くの施工実績を有しています。
 推進管頂部にモノレール桁を取り付け、PK板で保持された管材をユニット化して、プレーントロリーで懸垂し発進立坑部より配管・接合を繰り返し管路を完成します。

特徴

  • 一点支持の懸垂式の為、引き込み時の走行性が良く、長距離配管に適している。
  • TPFPの支持に円形のPK板を使用しているため、管心距離の設定が任意に出来、管の配置を分散させることが出来る。このため推進管断面の有効利用が可能である。(PK板の断面が許す限りであればどのような配置も可能)
  • 管くずしが容易に行える。
    (計算により工場加工で穴を開けたPK板を使用するため、管の位置合わせを行う必要がない)
  • 配管ユニットの組み立てが簡易である。
  • 配管ユニットが上部からの吊り下げ式であること、PK板の左右にキャスターを取り付けられていることから、中詰注入時の浮力対策の必要がない。
  • TPFPはPK板で1本ごとに支持されるため、中詰注入時にTPFPに作用する浮力の低減が図れる。
  • PK板にオプション部品(固定装置・調整装置)を取り付けることにより、大規模な曲線を含む管路の配管・引き込みが可能である。
  • 走行装置(トロリー)にオプション部品(ストッパー装置)を取り付けることにより、上り勾配での配管・引き込みが安全に行える。

組み合わせ(実施例)

  • 電力専用
  • 電力+通信
  • 電力+上水道
  • 電力+熱供給
  • 下水道+温泉排水
  • 上水道+下水道

配管例

電力管とさや管径 TPFPΦ150
さや管 1000 1200 1350 1500 1650
条数 9 12 14 16 18

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