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FW法 FRPパイプ

汎用DB:詳細

FW法 FRPパイプ

様々な用途で活躍している強化プラスチックパイプです

概要

強化プラスチック(FRP…Fiberglass Reinforced Plastics)は、ガラス繊維を補強材とした熱硬化性樹脂(主として不飽和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂)積層品の総称です。
 FRPの製造法には種々ありますが、とくにガラス繊維の強さを最大限に生かし、物理的に高度の性質を得る目的で開発された成型法がFW法(Filament Winding Process)で、米国では40年以上も前から軍需用のほか、電気工業材料、パイプ、タンク類など広範囲に利用されております。
 FW法による成型品は物理的性質を高めることを主体としていますので、これを種々の薬品に耐えるパイプとして製造する場合は、耐食性を支配する樹脂の性質、含有量ならびに成型法に高度の技術を必要とします。

特徴

  • 軽くて機械強度が高い。
  • 耐食性に優れている。
  • 使用温度範囲が広い。
  • 耐衝撃性に優れている。
  • 断熱性がよい。
  • 熱膨張係数が小さい。
  • 電食が生じない。
  • 耐候性がよい。
  • 薬液のContaminationを防ぎ、薬品の純度を保持できる。
  • 大口径管が製造できる。
  • 施工が容易である。
  • 補修が簡単である。

用途

化繊、合繊、紡績、染色、パルプ、化学、製紙、石油、染料、肥料、食品等、腐敗性薬品を取り扱う工場の配管材料

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